どこも同じではありません。鍼灸にはいろいろな流派があり、やることも違います。また手先の技術ですから、術者の個人差も大きいのです。
鍼灸をする資格は国家試験に合格すれば得ることができます。しかし、多くの資格がそうであるように、資格だけでは、みなさんからおうかがいする様々な症状に対応することはできません。
ですから多くの鍼灸師は、資格習得後も研修をしたり、学会や勉強会に参加して研鑽しています。その量・質・種類によって、鍼灸師の実力や特徴が決まるといっていいでしょう。
これを見分けるのは難しいのですが、術者の優劣だけではなく、得意不得意や相性などもありますので、不明な点をよく説明をしてもらうとか、試しに施術を受けてみるのも一つの方法です。お話ししたり、手際をみて感じることで分かることも多くあります。